タワラ ユウイチ
  俵 祐一   リハビリテーション学部 理学療法学科   准教授
■ 標題
  背臥位におけるヒラメ筋エコー評価の再現性
■ 概要
  [目的]背臥位におけるヒラメ筋エコー評価の再現性を検討することである.[方法]対象は健常成人男性.日内再現性は30例,日間再現性は20例を募集した.エコーでヒラメ筋の筋厚,筋断面積,筋輝度を測定した.日内再現性は,測定肢位(腹臥位,背臥位)とプローブの向き(短軸,長軸)を変更した4条件で実施した.測定は連続3回実施し,1,3回目の値を用いた.日間再現性は,日内再現性が高いと判断した背臥位短軸で実施した.測定は,1,2日目それぞれ連続3回実施し,平均値を用いた.Bland-Altman解析を用い,一致限界(limit of agreement:LOA)の大きさと系統誤差の有無より再現性を検討した.[結果]日内再現性は腹臥位短軸で系統誤差は認めず,先行研究と同様のLOAであった.背臥位短軸は,筋厚,筋断面積で系統誤差を認めなかった.筋輝度は系統誤差を認めた.日間再現性は,すべての項目で系統誤差を認めず,LOAも腹臥位短軸と同様であった.[結語]背臥位におけるヒラメ筋エコー評価は,短軸で3回の平均値を用いることで高い再現性が確認された.
  ◎澤井翔太, 有薗信一, 福田吉辰, 杉谷竜司, 俵祐一, 鈴木康介, 金原一宏
  共著   総合リハビリテーション   51(4),433-441頁   2023/04