クマザワ タケシ
  熊澤 武志   看護学部 看護学科   教授
■ 標題
  Simple method for the determination of benzodiazepines in human body fluids by high-performance liquid chromatography-mass spectrometry
■ 概要
  ゲルろ過の原理を利用した生体成分迅速分離カラムは、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)分析において尿や血液等の体液成分を直接注入することができる。しかも、質量分析(MS)装置との連結によって迅速で高感度な薬毒物分析が可能である。本稿では、ベンゾジアゼピン系向精神薬4種類について、HPLC/MS法を組み合わせた新しい人体試料直接注入法の開発を検討した。その結果、MSpak GFポリマーカラムを用いることで、血漿および尿試料の直接注入が可能になり、4種類の薬物は35分以内に分離良く検出された。本法は定量性および再現性に優れた簡便迅速高感度分析法として治療薬モニタリングにおいて有用であることが明かとなった。(なお、本稿は共著であるが、熊澤は実験指導、執筆、責任著者を担当した。)
  共著者:Lee X.-P., Kumazawa T., Sato J., Shoji Y., Hasegawa C., Karibe C., Arinobu T., Seno H., Sato K.
  共著   Anal. Chim. Acta   492(1-2),223-231頁   2003/09