フジナミ チグサ
  藤浪 千種   看護学部 看護学科   教授
■ 標題
  胃切除術後患者のための食事摂取量自律的調整プログラムの臨床活用における課題
■ 概要
  臨床導入後9年が経過した「胃切除術後患者のための食事摂取量自律的調整プログラム」の運用面に焦点を当て,看護師のプログラム実行状況を明らかにすることで,プログラムの臨床活用における課題を探った.調査は,プログラム導入病棟の看護師15名(平均臨床経験年数10.7±7.8年)を対象に半構造化面接を,さらに面接を受けなかった1名を加えた11名(平均臨床経験年数11.9±8.2年)を対象に参加観察を実施した.その結果,看護師はプログラムを促進する援助だけでなく,阻害する援助も実施していることが明らかとなった.今後は,プログラムを引き続きクリニカルパスと連動させ活用しながら,看護師がプログラムの目的・意義を明確に理解したうえでプログラムに沿った援助ができるような教育支援体制をプログラムに組み込むこと,看護師のプログラムに沿った援助が強化される環境整備が必要であると考えられた
  ◎藤浪千種、鎌倉やよい、深田順子、藤井博子
  共著   愛知県立大学看護学部紀要   21,31-41頁   2015/12